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新市長候補に聞きました


[公開質問状]広島市市長選挙へ立候補する皆さまへ  

皆さまには、広島市をよりよくするために広島市長選挙に立候補されたことにつき、心から敬意を表します。選挙戦を通 じて是非ともよりよい広島市の為に具体的にどのような理念・政策を以て望まれるのか、建設的な議論を戦わせて頂きたく存じます。

さて、わたくしたちは足掛け4年間にわたり秋葉市長が推進しようとしてきた「広島市子ども条例」について、何かおかしいのではないかという感覚をもとに、共に学びを深めてきた教師・保護者を中心とする市民の集まりです。 これまで、14万名を超える「広島市子ども条例制定に反対する請願署名」を集め、その一部を昨年2月議会に請願書に添えて提出して参りました。 また、昨年8月末には、はじめて300名を超える広島市民による街頭行進を行い問題点を広く知らせる活動にも取り組んできたところです。

この市長選挙において、「広島市子ども条例」について候補の皆様がどのようなご見解をお持ちなのかについて深い関心を抱いているところです。

つきましては、別 紙の諸点についてご回答を頂ければ幸いに存じます。尚、この公開質問につきましては、3月10日(木)到着にて、同封いたしました返信封筒をご利用頂きましてご返信賜りますようお願い申し上げます。 また、この回答書は整理の上、マスコミなどを通じて公表させて頂きます。なにとぞご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

平成23年3月1日 「広島市子ども条例」制定に反対し子供を守る教師と保護者の会

[質問内容]

Q1 貴方が市長になったら「広島市子ども条例」の制定を推進しますか?    

 1、推進する  2、推進しない  3、どちらともいえない

Q2 それは何故ですか?

[回答]

広島市長選挙
立候補予定者
(50音順・敬称略)
Q1への回答 Q2への回答
大西 オサム 推進する 我が国は子どもの権利条約を批准しましたが、政府は条約の内容を推進する国内法制の整備などにとりくんできませんでした。
よく指摘される虐待の問題や、経済格差が教育格差につながり、子の世代の経済格差につながっていくことも、公立高校授業料の補助程度でほとんど改善されていません。義務教育でさえ保護者に多額の負担があります。
障がいのある子どもは、成長・発達に欠かせない療育や補装具に負担があり、人間として発達することが保障されている状況ではありません。
高い経済力を持ち、子どもを大切にする社会なら解決しているはずの問題が未解決のままなのは、社会と行政の姿勢に問題があると考えます。
虐待やいじめの問題は、単に事態を引き起こす人間の問題として片づけるわけにはいかず、その社会の問題として解消に向けて取り組むことが必要だと考えます。
子どもたちが人間として発達し一人の大人として成長するまで、人間らしく生きること、発達すること、解決できない虐待事例などを除いて親と一緒に暮らすこと、能力や希望に応じて学ぶことができること、自分の思いを大人にきちんと聞いてもらうこと、社会のルールを守ることやお互いを尊重することなど、生きていくために必要なことを身につけることが、子どもたちに保障されていなければならないと思います。
これらのことを子どもたちの権利として認め、施策にして事項していくための基本条例として、子どもの権利条例が必要だと考えています。以上
大原 邦夫 推進しない 子どもの安全のためやるべき緊急の課題として小中学校の危険校舎の耐震化100%を政策の柱として上げています。同時に地域力の回復で子どもの安全を守るという取り組みを支援することをお約束しています。一片の条例で子どもの安全が守れるなどという絵そらごとに行政の力をそそぐ余力はありません。
呉羽 山人
(3/23出馬辞退)
推進しない 児童の権利条約や日本の児童憲章を精査すると、全ての条文は児童が受け身でそれを実現させるのは親になる。子供の人権を保障するのは、子供を守る親と思われる(義務)。その義務を親に求めているのが条約や憲章であって、子供自体に人権を主張させると理解するは誤認と考える。
桑田 恭子 どちらとも
いえない
子ども権利条例自体は、子どもが安心して暮し、豊かに育つ環境の整備等、子どもの施策を推進していくためにも賛成です。しかし、制定に向けて、まだまだPTA等反対の声も多い中、無理に条例を制定しても本来の子どものために履行できなければ意味がありません。しかし、子どもの抱える課題は多様化していくばかりです。そこで、まず、子どもの救済機関を設置することを考えております。
田中 正之 推進しない キリスト教的な博愛精神のみの発想では、子供たちが将来大人になった時、自らの力で人生を切り開く精神力や思考力が体験を通 じて学ぶ機会を削ぐ思想が背後にあるからです。ただ例外的に弱者救済の場合のみ、子供への権利は必要だと考えます。
豊田 麻子 どちらとも
いえない
子どもの健やかな成長をまず第一に考えたい。そのために行政として何ができるのか、何をすべきかを最優先する。条例化については様々なご意見があるので、市民の皆さんとの対話を通 して判断する。
前島 修 推進しない (理由は敢えて述べない)※口頭にて回答。
松井 かずみ 推進しない 「広島市子ども条例」の議会提案を見送っている現状をかんがみると、この条例制定については慎重に判断すべきものと考えています。